先日、知り合いの木工屋さんから、廃業するので機械をもらってくれないか、と連絡をいただきました。
(このあたりの木工屋さんは使える機械は譲り合います)
機械をいただきに行く前日、作業所内に場所を設けるため、
職人たちは今ある機械を移動していました。
そんな中、「あと1cm!!」と声が聞こえるので、
”何でそんなに細かく動かすのだろう?”と思って見に行くと…。
機械と機械のすきまにお立ち台と呼ばれる台を入れてました。
この”お立ち台”、けっこう重要なんです。
何せ、一番背の高い職人と小さい職人との身長差は30cm以上!
機械は一番背の高い職人用に高さが設定されているので、
小さい職人は色々届かないのです。
(では、小さい職人に合わせると…大きい職人が腰を痛めます)
大きい職人用に木材で高さを出して、
小さい職人用にお立ち台が置けるスペースを作る…。
重い機械なので大変でした。
他の機械も少しずつ動かしたので、その都度枕木を入れました。
いただいた機械の搬入についてはまた後日…。